人の医療ではセカンドオピニオンを聞くことは、よくあることです。獣医療でも困難な手術や診断のつかない病気は、より高度な医療機関が必要になります。当院でも、脳・脊髄の病気などで、MRI・CT検査が必要な時は、二次病院へ紹介することにしています。最近では紹介例のない月は無くなりつつあります。
昨日は我家の愛犬を岐阜大学動物病院へ連れて行きました。生後4ヶ月位から原因不明のスキップ歩行を時々します。CT等で調べてもらいましたが、膝・靭帯・股関節などどこにも異常はありませんでした。専門医の診断を受けて一安心です。
外科の岩田先生に院内設備を案内していただき、当院の紹介した患者さん2件とも遭遇し、同行したスタッフ3人も楽しい1日を経験出来ました。紹介した方は、納得して喜んでおられる方が多いです。
岐阜大学動物病院以外にも紹介先は3件ありますが、紹介しなくてもいいようにレベルアップしたいものです。
トリミングの時に歯石をとりたい、という方が増えてきました。
1日に8頭以上のトリミングがある日は、トリミング開始が遅くなり、次の予約の方に御迷惑がかかります。
デンタルケアをされる方は事前に予約していただきます様、宜しくお願いいたします。
若い犬・猫の麻酔は比較的安全ですが、下記のような動物の麻酔はいつも緊張します。
先天的に異常のある仔,高齢,心・肺・肝・腎臓病,血液凝固異常,犬種(短頭種)等により、麻酔の危険度は高くなります。
昨日は心奇形(動脈管開存症etc)で衰弱していた10歳のポメラニアンの子宮蓄膿症の手術がありました。スタッフ一同緊張しましたが、手術後5分位で麻酔からさめて、本日退院することができ一安心です。