お知らせ・ブログ

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  • 別所動物病院

    フィラリア('20.10.5)

     フィラリア症とは、蚊に血を吸われて肺動脈・心臓内に虫が入ってしまう病気です。
    開院当初は、フィラリアの犬だらけでした。
     ベナケーバといって血尿を出してすぐに亡くなってしまう仔もいます。
    頚静脈からブラシなどを入れて心臓内の虫をとる手術もよくあり、週2回続いたこともありました。
     20年位前からミクロフィラリア(フィラリアの仔虫)のいる犬はあまりみなくなり、ベナケーバの手術も7年前を最後になくなりました。
    しかし、抗原検査をするとフィラリア親虫のいる犬は今でもたまにいます。
    おそらく野生の犬科動物の血を吸った蚊に吸血されたのでしょう。
     予防薬の普及で激減したとはいえ、まだまだフィラリア症はなくなっていません。
    年に1回の注射や月1回の飲み薬で予防しましょう。

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  • 別所動物病院

    チョウゲンボウ飛び去る('20.10.1)

     低空しか飛べなかったチョウゲンボウが、ドッグランから脱走して、国道北の2階建て住居の屋根まで飛びました。見ていたスタッフによると、実にきれいな飛び方だった様です。獲物をとれなければ帰ってきて食べれる様に、好物だったウズラ肉をしばらく置いておきます。

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  • 別所動物病院

    パルボウイルス感染症('20.9.30)

     彦根の某ペットショップで購入された仔犬が、パルボに感染していました。嘔吐がとまらず、トマトジュースのようなパルボ臭の血下痢便がとまりません。
     32年前はパルボ・ジステンパーは非常に多く、1頭発症するとすぐに近隣の犬が2~5頭位同じ病気で来院します。そのため2頭目からは、抗原抗体検査をしなくても、症状と白血球数を調べるだけで、すぐに治療(インターフェロン・留置自動点滴・抗生剤等)をはじめられました。
     20年位前からでしょうか、ペットショップ・ブリーダーの意識改革、ワクチンの普及により、伝染病(犬パルボ・ジステンパー、猫パルボ)はまれにしかみなくなりました。
     写真の入院中のワンちゃんは嘔吐がとまったので、昨日退院しました。95%以上は、4~5日以内に死ぬか、急に元気になるかのどちらかです。
     ワクチンで防げる病気は予防しましょう。

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