尿道の腫瘍により尿道が完全に閉塞し、1日1回6日間膀胱に針を刺して尿を出しました。腫瘍のない所の尿道を乳首辺りの皮膚と縫合し、新たな尿道孔を作りました。バルーンカテーテルを入れ1日1回膀胱を洗浄しますが、約3日で退院です。
残された日々を自力で排尿しながら、少しでも苦痛のない様に生きてほしいものです。8月30日の手術後は食欲もあり、元気にしていると言えるでしょう。
空気中には約21%の酸素があります。心肺の疾患・腫瘍などで衰弱した仔のためには、酸素濃度の高い空気を吸わせる必要があります。
本体からは45~50%の酸素が供給され、ケージ内酸素濃度は30~38%位になります。この濃度だと1日中ケージにいても酸素中毒にはなりません。一時的にマスクで吸わせる場合は、90%以上の濃度にすることもできます。
コロナウイルスのため入手が難しく2台しかありません。希望される方は御連絡して下さい。
チワワ・ポメラニアン・シーズー・ダックスなどの小型犬と中型犬のキャバリアは年齢と共に心臓にある弁の状態が悪くなり、呼吸が荒くなったり、咳をしたり、失神したりする心臓の病気になりやすいです。
薬を飲ませてほぼ寿命の年齢まで生きれるケースも多いですが、不幸にも亡くなってしまうこともあります。
当院では最近は根治を目指して、手術をすすめることが多くなりました。今までに2件の方が手術をされましたが、手術後1週間で退院して走り回れるようになっています。高額医療になりますが、御希望される方は、下記の病院にお問い合わせ下さい。
茶屋ヶ坂動物病院 循環器科
052-773-1866
名古屋市千種区新西1-1-5