お知らせ・ブログ

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  • 別所動物病院

    ルアー害('20.10.21)

     ルアーがあちこちについた猫がつれてこられました。釣針には返しがついているため、麻酔をして処置しました。釣り人のマナーの悪さのため、ルアー・釣糸で苦しみながら死亡するのは、猫だけでなく野生のカモ・サギなどでも多発しています。
     漁業水産関係者等は別にして、釣りは残酷なレジャーです。犬・猫や野生鳥獣の保護は、獣医師も率先して活動していますが、水族館や魚病学を学んだ獣医師が、無残に殺されていく魚を見て、何の発言もしないのは不思議なことです。釣り業界組織が大きいのか、多くの善良な人がしているからでしょうか。
     魚の分野で影響力のある人や、生き物の命を大切に思う人が、「釣りはやめよう」という時代が来てほしいものです。

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  • 別所動物病院

    狂犬病('20.10.11)

     ワクチンの普及により、日本では狂犬病は62年前から出ていません。
    当院でもみたこともありません。
    でも狂犬病の犬に咬まれると、直後に治療しないと、100%の人が死んでしまう病気です。東南アジアへ旅行した人が犬に咬まれ、帰国後しばらくして死亡する、という報道が時々あります。
     日本で発症していないという油断のためか、予防される方は滋賀県だけでなく、全国的に毎年減り続けています。当院でも院内での注射(個別注射)は2500頭以上ありましたが、2019年は1700頭位に減っています。
     1年間に世界で約55000人が亡くなっている病気です。
    集合注射はやがてなくなるでしょうから、動物病院(長浜保健所管内には8件あります)で、法律に従って予防しましょう。

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  • 別所動物病院

    大きな卵巣のう腫('20.10.8)

     卵巣のう腫とは、卵巣に水がたまる病気です。子宮蓄膿症の手術では、妊娠末期の子宮の1.5倍以上のものもたまにありましたが、卵巣でここまで大きいのは初めてです。
     体重24㎏の中型犬(15才)で、摘出した卵巣は6㎏もありました。不妊手術をしていれば、年2回の発情がなくなる他に、卵巣・子宮の病気や乳ガンを予防できます。生後5~6ヶ月で不妊手術をしましょう。
     写真は、大きな左右の卵巣と子宮(蓄膿症)です。

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