10歳を越すと60%位の犬が、悪性の腫瘍(ガン、肉腫)が死因となります。写真は12歳2ヶ月令ラブラドールレトリバーの脾臓の悪性腫瘍(重さ1.9㎏)です。肝臓にも小さな転移らしきものがありましたので、とりました。病理検査の結果を見てから、次の診療方針が決まります。 高齢になるとガンが出やすくなるのは、遺伝もありますが、自然の流れなのでどうしようもないのですが、少しでも苦しみがなく、1日でも長生きしてもらいたいものです。